セコ蟹とタジン鍋
先ず、先月の撮りおき分だが・・・掲載忘れ!
セコ蟹ってご存知だろうか。
終秋から初冬にかけて2ヶ月くらいだけ漁解禁される
ズワイガニの親蟹(メス)のことである。
蟹好きの通の人にはたまらない、年一度だけの食味である。
内子と外子がいっ~ぱい、いっぱい詰まっている。
毎年、予約注文し堪能する一品である。
活きセコ蟹
ノッソリと足を動かし、何だかバァバを見ている
気がする・・・慣れっこだけど。
生きたままの魚介類を調理するのは得意。
バァバがいつも手こずるのは活車エビだけ(予約済み)
お正月料理で掲載するのでお楽しみに!
大鍋で2回に分けて茹でた。
この茹で汁は濾してお味噌汁の出汁として使う。
セコ蟹は小さいので、足肉などに期待はない。
甲羅をパカッと開いたときのミソとまっ赤な内子
甲羅が挟んでいる外子、これが絶品なのだ。
和食器が好きで、各地域の窯元を歩いて和食器を買い求めてきたバァバであるが・・・
タジン鍋はフランス製のここの鍋がいい。
朱色の方は6~7人用、パープルの方は
2~3人用である。
解りやすく言えば「無水鍋」。
水気の多いモヤシ、白菜を敷き詰めた上に
その他野菜を並べ今回は手羽元を開いて乗せた。
塩・コショウだけで調理した。
出汁など水気は一切入れない。
さっぱりして美味しい。
今の時期だと生たら、鮭などもいい。
バァバはお勧めするが・・・
決して脂がのっていないわけではないが
焼きの方が好きという人の方が多いかも。
ハタハタを使う場合は
ナンプラーなどの調味料を入れて
「しょっつる」の感じで作るといい。
とても淡白なイメージの魚だけど、美味しいのである。
冬の旬の魚の中でも好きな魚である。