流行ってます。
今、嘔吐下痢、咽頭痛、咳鼻水の風邪が流行っている。
先週から、これらの風邪によるお子ちゃまの病児サポート依頼が増えてきた。
特に、この4月から保育園に入園したばかりのお子ちゃまが多い。
日曜日、ミーティング中に入った携帯メール。
3月末で定期契約を終了し、4月から一般会員になられたEちゃんママからである。
1日、保育園に入園したばかりの7ヶ月に入ったEちゃん。
土曜日深夜から発熱、日曜日午前の段階で39度あるという。
月曜日、サポートしてもらえるだろうかというお問い合わせだった。
Eちゃんは、このブログにも何度か登場している、主にバァバ家でお預かり保育してきたベビー。
初めての高熱である。
月曜日午前10時前、ママに連れられて来宅したEちゃん・・・身体が熱い。
寝させて「Eちゃん、E~ちゃん」と呼びかけると、弱々しいが笑顔を見せてくれる。
準備しておいたベビー用のポカリスエットを少量与え、検温すると38.2度あった。
補足しておいた冷えピタを小さく切り、両脇下とモモの付け根に貼る・・・
原因となる病原体を取り除ける訳ではないが、少しでも気持ちいいなら・・・と思う。
煮沸消毒したガーゼで目ヤニを拭き、ジュクジュクの鼻水を優しく拭って、きれいなお顔に。
薄めに調合したミルクを飲ませる。
ミルクは通常の1/2量しか飲まないが、飲むだけまし。
病児の場合、1時間毎に検温する。
Eちゃんが眠っている間も、起こさないように脇の下へ体温計をそっと差込み検温・・・。
体温計は数字で素早く・・・のものではなく、時間はかかるが正確に検温できるものを使ってる。
目覚めたらポカリスエットを飲ませ、水分補給・・・発熱時の水分補給は必須。
午後・・・熱が37.9度に少し下がった・・・嬉しい!!
午前中殆ど見られなかった笑顔が、いっぱい、いっぱい、いっぱぁい・・・(嬉しいな♪ 嬉しいな♪ )
歯が生え始める前のEちゃん、歯茎がくすぐったいのだろう・・・
お口をとんがらせて「ブフゥ」と何度も繰り返す。
真似をしてみせると「キャハハハ」と声を立てて笑う・・・
それが嬉しくて、可愛くて、何度も真似顔と真似声を繰り返すバァバ・・・
この日、ママがお迎えに来られたとき、Eちゃんのお熱は37・7度まで下がっていた。
ママに「油断大敵ですよ、乳幼児は夕方から熱が上がってくる事が多いですからね」・・・と伝えバイバイ。
翌火曜日、完全に平熱に戻ったEちゃん、11時前再び来宅。
平熱だが、咳や鼻水は治まる気配がなく、ノドのゼロゼロが気になってしかたがないバァバ。
午後から、Eちゃんのかかりつけの小児科へ連れて行く。
高熱が出ていた経過があるので、中耳炎や鼻中なども調べてもらい
異常がないことを確認・・・あ~ホッ!・・・良かった~(笑)
集団生活に入ると、様々な病気をもらい・・・うつす。
それらを一つずつ克服し免疫を作りながら成長していくのだ・・・
過程ではあるけれど 「その時」 は、本人は勿論、家族にとっても試練であり
子の笑顔が戻るまで「しんどい」思いを共有する事になる・・・
そんなこんなを経験しながら、家族がより家族らしくなっていくんだろうな・・・
物言わぬ幼な子の病気は、何にしても専門医による早い治療が大事です。