オババ緊急入院。

10月12日

昨朝、オババ(バァバの母)が緊急入院したと実家の義姉から連絡が入った。

 

ここ暫く、睡眠時間が2~3時間しか取れていないバァバは

心配と不安を抱えた状態で、実家まで運転して行くのはよくないと判断。

娘に連絡し、娘の運転で実家へ駆けつけた。

 

80歳を超えたオババだから、いつ何が起こっても不思議ではないのだが

実際に夜中の緊急入院となると、いてもたってもいられなくなる。

 

連休中なので、精密検査は明けの火曜日にすることになっているという。

折りしも、実家のあるこの町でも「くんち」秋祭り当日であった。

 

病室に入り、オババの顔をのぞくと「肌寒い」と言う。

ん?お部屋は温かいけどなぁと思いつつ、熱があるのかもしれないと思い

ナースステーションに行き「毛布を追加していただけませんか」と申し出た。

 

看護士さんに熱を計ってもらうと、38.9度ある。

あ~、だから寒気がするんだ。。。

 

検査に備えて、絶飲食中。

喉の弱いオババには堪えるだろうと思う。

それでも、うがいだけは許されていると聞き、少しホッとする。

 

睡眠を取らさなければいけないので「少し寝ようね」と言い残し病室を出た。

この事態を聞き、遠方から急遽、車で帰省してくる姉。

びっくりしただろうし、直接オババを見るまで心配だろう。

 

「検査日にはまた来るからね、宜しくね」と義姉に頼み、娘と二人帰途につく。

 

老人とはいえ、日頃からクイズを解いたり、クロスワードに挑戦したり

ボケ防止のための、いろんな努力を実践しているオババ。

テレビのクイズ番組では、バァバや義姉より早く答えを言い当てることもしばしば。

英語力もなかなかのもの。

 

活け花、習字、押し花絵画を趣味とし、いつ帰っても

玄関、床の間、応接間に四季折々の花が活けられ

お正月用やお盆用の掛け軸、法事用の掛け軸も表装してもらった自作品で整える。

 

子供や孫たちのために、自慢の「チラシ寿司」をふるまってくれ

「美味しい?」と必ず聞く。

昨日も「お祭りなのにチラシ寿司も作ってやれんね」と、ベッドに横たわったまま言う。

娘は、こんなオババを見るのは初めてで、言葉も出ない様子。

常日頃から「S(娘の名前)は本当に気がやおい、ええ子じゃけんね」と言ってくれている。

 

自家用の野菜を作り、じゃがいも、玉葱、大根、ニンニクなどなど

「取りにおいで」と電話してきてくれ、娘家の分まで持たせてくれる。

娘は、おばあちゃんの真っ赤な梅干が大好きなので

カメごと貰ってもいる。

 

どうか、検査結果が良いものでありますように・・・と今は祈るばかり。。。です。

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